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なぜ電力会社は地域独占なの?

ん?と思ったかたもいるかもしれませんね。
東京にお住まいの方は「東京電力」という会社を知らない人は少ないと思いますが、北海道は「北海道電力」というように、事実上、地域独占の電力会社が電気を供給しています。
ところが昔は違っていました。
昔は、大小たくさんの電力会社が並存していて、それぞれの会社が電力を供給していました。
ではなぜ現在のように少数の会社が地域独占で電力を供給するようになったのでしょうか。
それは不幸にも大きな戦争と関係しているのです。
まず日露戦争。この戦争の後、日本の産業は発展し、それに伴って電力需要も急増しました。この時、同時に電力会社も急増したのです。
次に第一次世界大戦です。
戦需景気に沸いた日本の発電会社は、戦後の恐慌で倒産と合併が相次ぎ、しだいに寡占体制(かせんたいせい:一つまたは一群の製品について少数の供給者で市場のシェアの大部分を占有している状態)に移行しました。
10年後には、全国の半分以上の発電量を五大電力会社が占めるようになりました。
そして第二次世界大戦。
戦後の荒廃した日本経済に安定した電力供給を目指すため、1951年(昭和26年)に地域独占の九電力会社体制が発足することとなりました。
現在では、地域独占は時代にそぐわないものになってきており、1995年から電力独占体制の見直しが実施され始めました。
 

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